大塚神楽

杉戸の指定文化財 神代の昔からの「神遊び」

大塚神楽 大字大塚に鎮座する八坂神社では、毎年7月中旬に神楽殿で「大塚神楽」(おおつかかぐら)が奉納されます。7月8日から7月15日までをお祭りとしていますが、最近は15日に近い日曜日を最終日として1週間お祭りが続きます。

神楽の歴史は大変古く、神代(かみよ)の昔から行われていたとされ、全国に色々の流派があります。大塚の神楽は里神楽(さとかぐら)の一種で、祭ばやしは「神田ばやし」の系統であるとされています。神楽は、御祭神(ごさいじん)を楽しませるとともに、神の「神遊び」でもあると言われますが、万人の安全・無病息災・五穀豊穣を祈願して神前に奉納されるもので、その意義は非常に深遠なものとされています。また、娯楽の少なかった農村部に少しでも楽しみをと言う事もあったのでしょう。

神楽の楽器は、大小の太鼓・鉦(しょう)・笛・鼓などが多数あり、神楽の楽曲も多く、神楽歌は人々に福を授けるセリフでもあります。中にはコミカルな神楽もあり子供が見ていて楽しいものもあります。
我が杉戸町の「大塚神楽」は、大塚同士会の人たちによって受け継がれています。今から四代前の人々が越谷の麦塚、柿の木の村人から伝授を受けたものであるそうです。時折各地から招請(しょうせい)されて上演することもあり、民俗芸能として価値の高いものでもあります。

大塚八坂神社

八坂神社は、大塚の天王様(てんのうさま)と言われ有名です。この神社は、今から約300年前にこの地方一帯に洪水があったとき、幸手市の長間から御神体と共に御神輿が流れてきたので、村人たちがここにお社(やしろ)を建てて、御祭りをしたのが始まりとされています。

御祭神は「すさのうのみこと」で、神話によればたいそう武徳のほまれ高い神様で、日本国土の開拓を始められたといわれ、全国にこの神を祭る八坂神社の数は非常に多いといいます。恐らく昔の人々は、自分たちの開拓を守っていただく為と、病気災害を除いていただく為に御祭りしたのであろうと思われます。

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